2019/09/24 14:36

陶器をご使用になる前に「目止め」を行うと、焼目が締まり汚れが染みにくくなります。


そしてなんといっても、器が長持ちすることは間違いありません。
ほんのひと手間で、大切な器をきれいに長くお使い頂けます。

陶器をご使用になる前に、以下STEP1~4を参考に「目止め」を行うことをお勧めします。

-STEP1-
洗った器を鍋に入れ、器が隠れるくらいのお米の研ぎ汁を入れる。
お米の研ぎ汁がない時は、お米を直接入れたり、またお米の代わりに片栗粉や小麦粉を
大さじ2杯ほどで、お米の研ぎ汁の代用ができます。
 ※鍋は油汚れなどをしっかり落としてから、使用してください。
 ※器はできるだけ重ねない。重ねる場合は、間にふきんやキッチンペーパーなどを挟む。

-STEP2-
弱火~中火で約20分程煮沸させる。
 ※沸騰すると、器同士がぶつかってしまいます。
  
-STEP3-
火を止めて、鍋に入れたまま自然に冷ます。
※冷ますのにも時間がかかりますが、一日の家事の最後にやれば、
 朝には冷めています。

-STEP4-
冷めたら、表面のぬめりをよく洗い流し、水気を取ってしっかり乾かす。
※表面は乾いているように見えても、内部に水分が残っている場合があります。
 しっかり乾かさずに収納してしまうと、カビの原因になってしまうため、
 1日を目安に乾かします。


ほんのひと手間で、大切な器を長く使っていただくことができます。
ご使用前には「目止め」をして、ひと手間の愛情を注ぎたいですね。
日頃のお手入れもしながら、愛情をもって使っていけば、きっとお気に入りの器に
なることでしょう。


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